【火祭りロードレース】富士山模型等を見つめる(構造や室内の空間計画、評価への反映)

エントランスゲート

遺産センター内部ですが、更に進んでいきます。
建物内の部材として気になったのは、下記の門です。

これは、実際の富士山のゲートを模った門になります。
私として気になったのは素材です。実際に現地で触ってみると堅かったため、薄い木片を組み合わせているだけでないと思料いたします。
可能性としては、1本の木をキレイにマシンカットして表面に木仕上を施して組み立てたか、柱や梁の中心部にコアとして鋼材を挿入して、強度を上げているかだと考えています。

固定資産税評価としては、償却資産に属すると存じます。そのなかでも構築物として、木造の”その他のもの”だと感じています。但し、仮に内部に鋼材が入っている場合は、そのウェイト如何によっては金属造の”その他のもの”でも良いとは考えています。

富士山展示ブース

これは2階から撮ったものです。回遊路になっており、360度を歩きながら見ることができます。
建築プランニングの目線から見ると、回遊路は個人的に好きな設計です。
まず、動線として詰まることがないので利用者としてもストレスなく動きやすいです。それから、中心部にフォーカスがいきやすいです。今回であれば富士山の模型になりますが、一番見せたいものに注視しやすい構成です。そして、サブとしての位置付けになりますが、回遊の側面壁も利活用でき、円形空間でありながら建物として無駄な場所が少ないと考えています。

不動産鑑定評価の観点では、建物内の什器や配置された造形物等を含めるかどうかは前提条件として依頼者と確認することになります。そのため、今回のような展示物も評価に含めて評価とした場合、再調達原価として展示物の原価も含める必要があります。それに”対”となるかたちで、展示物の維持費や収益の源泉としてどれぐらいになるかを考える必要もあります。
富士山の展示物も一つのオブジェですので、富士山自体をPRしなくとも、当該展示物は他の商業施設で活用できるので、その場合の収益がどれぐらい上積みできるかも考える必要があると思料いたします。

固定資産税評価では、これらの造形物は器具備品になると存じます。そのなかでも娯楽の区分と考えますが、他の可能性としては、家具、電気機器、ガス機器及び家庭用品枠の”室内装飾品“として計上する可能性もあると思料いたします。私としては、今回のオブジェはあくまで富士山の世界遺産としてのPRですが、それは娯楽としての範疇に入ると考え、娯楽(その他のもの)が第一候補と推測します。

keyboard_arrow_up

0564782995 問い合わせバナー 事務所概要・アクセス