- 対象建物
大規模工場 - 建築年
令和初期 - 修正論点
数量(主体構造部)
評点項目(仕上等)
概略
主体構造部の数量が大きな論点となった案件です。工場であり、設備の多くは償却資産に割り振られていたため、家屋評点の内訳としては当該部分が大半を占めていました。
そのため、評価額からみると大変重要な箇所であったため、図面及び見積書を細かく分析し、評価基準等に照らし合わせて拾い出し数量に大きなズレがある旨を中心に評点項目についても合わせて修正の主張をしました。
当該案件は審査申出にて申請し、自治体側と弁明及び反論を繰り返しましたが、最終的には全ての要望論点の評価修正が認められております。
チェックポイント
主体構造部のように数量拾い出しが問われる箇所は、評価基準の方法をマスターしていないと適切であるかどうか判別が難しい箇所です。特に規模の大きい非木造(RC造や鉄骨造)では評価額が高く、且つ構造ごとに拾い出しの方法も特殊です。
そのため、図面確認後に見積書から如何に精緻に拾い出しできるか、現状評価が間違っていることに対して、説明に厚みをもたせられるか、また評価修正に説得力があるかが重要となってきます。
本件のように大きな評価誤りがあった場合、細かな誤り(今回は評点項目)も連動して発生している可能性が高いと思料され、評価検証者としては細かな部分まで目を行き届かせられるかどうかもポイントとなります。