富士山世界遺産センター(正面広場)
走った後に、観光地に行きました。

世界遺産に登録された”富士山”にフォーカスして、設立された公共施設です。
上記の画像は、入口部分の記念碑及びオブジェです。
過度に見せることなく、自然なかたちでお客さんを引き寄せる感じの構築物であり、好印象でした。
固定資産税の償却資産では構築物に該当し、コンクリートや石ではないかと存じます。
悩むところでは、同じ構築物でも広告用のものか考えました。
私のなかでは広告用の範囲は、お客さんを呼び込むために作られた看板等と考えています。
他方で、今回は設立にあたって記念碑等と考えられ、看板といった部類とは違う属性のものだと存じます。

展示場
展示場の柱です。
まず一見して思うのが、独特ですね。
富士山をイメージしているのがすぐに分かる作りです。
柱というのは、構造上必要です。そのため展示場内にも柱を設ける必要があるのですが、建物利用という観点で考えると、工夫が問われる部分になります。
そこで、この場合は柱の垂直部分に着目して、富士山と周辺の樹海部分をモチーフとしたデザインとした装飾を彩り、柱そのものをただの”構造躯体”から”施設内の閲覧物”にアレンジしています。
私は、柱を上手く活用している典型例は、駅構内の柱部分における電子看板かなと存じます。あれも、構造上で必須の柱をどうにか宣伝等にも使えないかと考えた末の取り組みかと考えています。

展示場の上部です。
天井がグリッド状のスケルトンになっており、上部のダクトが見えている造りです。
これは高く見せるためや、天井の点検にし易さ、店舗として趣きを出す等の意味合いがあると考えています。
特に今回は富士山を紹介する施設です。そのため、高く見せる工夫はコンセプトと合致していると存じます。
また、固定資産税評価では天井仕上には該当しないと思料いたします。評点として、このような金属製の格子はないですし、そもそも設計図書の仕上表には表し仕上(仕上なし)として記載されているものもあると考えています。
不動産鑑定評価では、意匠としての工夫は増点補正の対象になり得ると存じます。
また通常の天井仕上(石膏ボードやシステム天井等)を施工していないため、費用面でも抑えられる点も評価では考慮が必要と考えます。
次回は、もう少し内部を見ていきます。
愛知県岡崎市・西三河エリアを中心に、不動産鑑定や固定資産税評価検証を行っています。
安城市役所で行政側から建物評価に携わり、現在は不動産鑑定士・損害保険登録鑑定人として1,000棟を超える評価実績を有しています。
「真実の追求」と「お客様に寄り添う臨機応変な対応」を重視し、行政・鑑定・建築積算の多角的な知見から、数字にとどまらない価値ある評価書を発行します。
建物評価で困った際は、ぜひキュリオスまでお声掛けください。全力で対応させていただきます。