こんばんは。建物評価キュリオスの山田と申します。
本日より、建物評価に関連したブログを記載していきます。
基本的には趣味であるマラソン大会に出た際に見かけた建物等を中心に、写真とともに私見を述べます。
マラソン大会がないときは、日常で見かける建物等を題材として評価コメントをしていきますので、是非見てください。
まず、今回は長野県木祖村にて開催された「やぶはら高原はくさいマラソン」に出場いたしました。
前泊したため、前夜で見かけた建物を紹介します。
地元の温泉施設になります。

まず特徴的なのは、入口の上層階が半円状をしており、柔らかみを感じます。この建物においてデザイン面で主張している箇所の一つだと存じます。たまたま夜に行ったため、中が薄っすら見えていますが、手前の植林とも相まって、全体的に綺麗な印象を受けます。
鑑定評価と一部、建築設計に関わる部分ですが、基本的に平面設計をするときは外観を四角に収めた方が面積が広くとることができ、各部屋の設計やお客様の移動動線も想定し易いはずです。
しかし、実際の建物としては外壁を四角だけで造るのではなく、今回のように円形を使用することも多いです。皆さんも周囲を見渡せば、四角だけでの設計でなく円形も併用している建物は、何となくイメージできるかもしれません。
これは、ファサード(外観)が大きく関わっています。要は”円”を用いることで、曲線という滑らかさが生まれ、見映えが良くなります。それによって、ここの建物(今回で言えば温泉施設)は何となく良さそうかも、と自然と思うようになり、気になるので一度行ってみようかなという流れに繋がり易いです。
不動産鑑定評価目線で述べますと、入口部分にて今回のように一工夫凝らしているような商業建物の場合、上記の理由から、増点補正の対象になりえると考えます。
もう少し業務的に言及しますと、鑑定評価では賃料を出すといった場面もあり、代替性のある賃貸事例と比較することがあります。その際に、今回のような入口部分でも比較することはでき、対象建物と賃貸事例にて価格を形成する要因の細かな差をつけることは可能になってくると考えます。
では次回は、温泉施設の中を評価目線で見ていきます。